昨日朝、何げなくラジオを聴いていると、東日本大震災の被災地のがれき処理について、がれきと土砂で造った高さ20~30メートルの高台に木の苗を植えて森にするプロジェクトを熱っぽく語っている。聞き覚えがあると思えば、宮脇昭氏(横浜国大名誉教授)だった。500kmの現代の万里の長城を作ろうという。今回津波で7万本の松林が根刮ぎになったが、これは松の根が浅いため。ブナ、シイ、クヌギなどの広葉樹が深く根を張り好適という。この人は世界で色んなプロジェクトに関与し、数千万本植樹をしているらしい。おおげさに構えず、出来る場所から始めればいいという。なるほど。被災地復興計画で気分のいい話を聞いた。
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