中国は中華民族の圏域が犯されたまままだ充分に回復していないと繰り返し言っている。その観点から東アジアの秩序を見直すべきというのが行動の背景にある。西沙、南沙諸島でベトナムやフィリピンを蹴散らして構わないという態度もそれ。尖閣もその一環だ。そういう中国の姿勢を諒とするなら別だが、そうでないなら日中友好もそう簡単ではない。高句麗は古代中国の一地方政権だったと言ったり、中印国境でインドとまた揉め始めた。残念ながら新帝国主義の時代に入ってしまったというしかない。
大修館書店の「日本語シソーラス」はカシオの電子辞書に入っている。時々引くけれど、ずばり成る程と小膝を叩いたためしがない。意外に使えないなあという感じ。褌子氏の蔵書は感心するが、ここに角川の「俳句大歳時記」とか講談社の「新日本大歳時記」などが無いのは淋しいね。
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