2013年1月13日日曜日

年末年始十句・・・猫跨ぎ

逸徳さん、「六郷自然観察ニュース」を配信して下さい。
町内の小体な呑み屋か。いいね、我が家の近くにそんなのがあればと想像する。しかし4時から7時半までか。よく商売が成り立つな。どこかの囲われものの世を忍ぶ仮の姿じゃないか。まあ、恐妻ぶるのが一つの愉しみとは思うが、後ろめたいことがなければ別段こそこそすることもあるまいに。

年末年始の十句
・全集の埃の上の寒さかな
・伊勢丹の袋を提げて寒の中
・ふるさとを凍らせ来たる悪寒かな
・冬枯や背表紙割れし大言海
・冬ざれや女はいつも荷物提げ
・縄文の末裔として海鼠噛む
・夕ぐれのねむたき巫女の四日かな
・繭玉に頭撫でられ離郷かな
・明日あると信じるかたち冬帽子
・着ぶくれて心たいらに暮らすかな

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