2012年2月8日水曜日

ありゃ ・・・猫跨ぎ

  何と言うことだ。神保町の古書街から或る本屋が消えた。「日本特価書籍」。新刊本を一割引で売っている誠に稀有な店だった。固い本と辞書ばかり。詳しくは知らないが再販価格制度の枠外で運営出来ていたのだろう。この前久し振りに行くと、何の特徴も無い普通の古書店になっていた。数十年、行くと必ず寄った店だったのに。
  基本的には出版不況のあおりらしい。一定の売り上げを確保しないと維持できないのだろう。真面目な書籍の出版の危機はひたひたと迫っている。下らん電子端末の下らん情報の洪水でこの国は滅んでしまう。意外に早いかもね。

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