そうですか、函館も今年はすごいんだ。歳時記も淵源をたどれば、京付近の気象が元だから、ゆるいものなんだ。「しづり雪」なんて枝に積もった雪が滑り落ちるなんて風情は、北海道から見ると何をママゴト言っているんだ、だね。
荒星だけれど、角川文庫、ハルキ文庫、講談社文庫いずれの文庫版の歳時記にも載っているよ。私は日常的にはハルキ文庫のを使っていて特に支障はない。
一冊の携帯版として角川の「必携季寄せ」というのがある。吟行に持っていくが、これにも荒星は載っている。
確認に使うのは大部だけれど角川書店の「角川大歳時記」。これは写真など一切無いが、お薦め。講談社の「新日本大歳時記」は写真入りの豪華版。俳句をたしなむ人以外にも購読者を意識したのだろうけれど見て楽しいが、使用勝手はよくない。
「常用漢字コアイメージ辞典」 という本。白川静学への批判の書らしいね。白川氏がこてんぱにやっつけた東大の藤堂明保の流れらしい。代理戦争か。しかし両者の学問は本場の中国でどういう評価をされているのだろう。白川さんだって日本でも孤峰的存在。本当の評価はこれからじゃないのか。
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