牧野富太郎はちょっと例外だね。酒屋の息子で本人が希望すれば幾らでも高等教育は受けられたのに、何せ好きな植物のことしかしない。二十代でそこそこの業績を挙げていたという。東大に来た頃はもう研究者として認められていたらしい。とにかく、超ががつく変わり者。組織人じゃないから、煙たがれれたこともあったろうが。だけどこういう人物を長年にわたり植物学教室に居ることを認めた東大も懐が深いと言うべきじゃないか。随分後になって理学博士となったが、これも周りがとにかく格好がつかないから取ってくださいということらしい。 南方熊楠という変わり者と双璧だ。そうだ、高知の牧野富太郎植物園に行ってみたいね。
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