2012年2月4日土曜日

言語系・・・・褌子

   国兼さんが一番長生きするという逸徳説に同感だ。
   皇寿(111才)をこえて、氏は「忍さんありがとう。ぼくは君と会えて幸せだった」と百才すぎても輝くばかりに美しい奥様の手をにぎって元気よく来世にお旅立ちになるんだろうなあ。弥栄めでたしめでたし。デスマスク作成係の小林さんは大変だね。
 Bush from stick(藪から棒)の青年の質問は、自分はドストエフスキーが好きで「ゴーゴリ、ドストエフスキー、およびゴーリキー」という本を読んでいる。トルストイを愛読したレーニンがドストエフスキーを批判したと書いてあるが、先輩、なぜでしょうか?というもので、いっぺんに上野でのこころよい酒の酔いがさめてしまった。
  言語系では説明できないことがあるというのは、人智では計り知れないことがあるのだと解すれば、そのとおりだ。宇宙のすみっこで生まれ進化してきた人間の脳が、進化しつつある宇宙全体を完全に理解するということは不可能だ。(そこに哲学や宗教の役割があるのかもしれない。だから、科学の名のもとに、政治が宗教を弾圧するのはとんでもない間違いだということだ)
  が、「はじめにロゴスありき」という言葉があるように哲学も宗教もすべて結局は言葉で説明しているから面白い。言葉をつかわないと表現し伝わらない。芸術は?
  科学がさらに進化し、言語がさらに進化し、宇宙全体への人類の言語的理解が限りなく進んでも、いっそう未知のものがふえてくるのかもしれない。宇宙の94%がダークマター、ダークエネルギーでまだ正体不明なんだ。しかしそういうモノがあることだけはわかった。
―――――おや、猫さん徳さんとまたすれちがってしまった

  
  

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