2012年2月1日水曜日

アジア的な・・・猫跨ぎ

  昨日は上野の集まりの前に、世田谷美術館で「荒木経惟写真展」を見てきた。昭和40年代の東京の街、動物園、地下鉄が活写されている。みな記憶にあるものばかり。動物園は家族連れの幸福の象徴として。しかし皆決して笑っていない、無表情。そうなんだね、幸福って特に笑っていないんだな。ワイシャツにネクタイの男がおんぶ紐で子供をおんぶしている。そうそう、こういうのがいたなあ。ほこりと雑踏が甦る。これが我々の知る東京の原風景。アジアの東京だ。美術館を出て自由が丘のこじゃれた横文字のだらけの街を歩いたが可笑しくてならなかった。もう一つ。地下鉄風景を見ていて気付いたのは、現代人の顔がみな緊張感がなく幼くなったこと。昔はなんであんなにぶっちょう面でくそ真面目な顔をしていたのかな。我々が駆け抜けてきた日本はとにかく大きな変貌をとげたんだということだ。
  ということで、上野へ。着くと小林氏が褌子レターを添削している。ということで自然、Konshi's English のことが大半となった。大分ダシにさせてもらって、他に何を話したのかさっぱり覚えていない。そうか。4月6日の例会の件ね。
すると明けて今日、なんとCongratulations!を貰ったとある。なるほどなあ。海より深いアジア的寛容の心に感謝せねばなるまい。それはそうと、ともかく素の形が結局良かったということかな。Yes, will can ! と鼻息が荒くなるかな。触らぬ神に、という気もする今日この頃。

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